最近、少し前までごぶさただった読書にふたたび励んでいる。別に励むものでもないかもしれないが。
いま何となく読んでいる小説、以前読んだことがあって、いま、再び読んでいるのだが、感想が結構、以前の記憶をもとにしたものとは変わってくるね。
それは、僕の、視野が広がった? のかというと尊大な感じだが。人の感情などを大昔より少しは読めるようになってきたからかな? などと思っている。
10代くらいで読んだ本や、見た映画の感想はいかに稚拙であったことか! いまは稚拙でないかといえば、それを証明するには仔細な感想をつづるしかないわけで、そんなことする気はない。だが、やっぱ、昔より、よく見えていると思う。そして、それは良い事であるように思う。